水銀血圧計は、病院などの医療現場で幅広く使われている血圧計です。
その理由としては、水銀血圧計の方がデジタル血圧計よりも正確に測定できるからです。
ただし、聴診器も同時に使いながら、コロトコフ音を聴きながら最高血圧と最低血圧を測測定するので、ズブの素人が扱うには、少し難しいイメージがあります。
また、実際に、看護婦さんなどのようにいつも使い慣れている方が扱う方が、より正確な測定ができると思います。
水銀血圧計のデメリットと言えば、廃棄する時の問題です。
水銀というのは、その昔、熊本県の水俣病の公害問題の原因になった非常に有害な金属です。
WHOで知られている世界保健機関は、この水銀という有害金属を使い続けるのは良くないという事で、2020年までに水銀を使っている体温計と血圧計を無くしてしまう計画を発表しています。
現在も、沢山の総合病院や個人病院など医療現場で沢山の水銀血圧計が使用されていますが、少しずつですがアネロイド血圧計などに切り替わって行くだろうと思われます。
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